顎関節症を予防しよう

もし、顎関節症になってしまったら笑ったり、歌ったりすることができず、物も食べづらくなってしまいます。口腔外科で治療を受けることもできますが、顎の痛みに悩みたくないという方は、予防を心掛けてはいかがでしょうか。こちらでは、顎関節症の予防方法について紹介いたします。

悪い癖を治そう

顎関節症になる原因として、日常的な悪い癖が大きく関係していることが多くなっています。例えば、物を食べる時に片側の顎ばかりを使う方や、頬杖をつく頻度が多い方などが顎関節症になりやすいと言われています。

他にも顎と肩で電話を挟む癖があったり、テレビを見るために食事中は横を向いたりすることが多い方も自分でリスクを高めてしまっています。物を食べる時は両方の顎を均等に使い、姿勢を正すことを意識するだけでも顎関節症の予防になります。

精神的ストレスの緩和

基本的に歯と歯は食事の時以外は接していないのが正常とされています。ストレスを強く感じている方は、首の筋肉に力が入りやすくなり、無意識の内に歯を食いしばっていたり、歯をカチカチ鳴らしてしまったりすることがあります。これが顎の負担となり顎関節症の原因になってしまうのです。

また、ストレスがあると寝ている時に歯ぎしりをすることが多く、こちらも顎への大きな負担となってしまいます。そのため、ストレス発散を心掛けて、しっかりと休養を取りリラックスすることが大切です。筋肉が緊張して力が入っている時は意識的に力を抜くようにするだけでも、顎関節症のリスクを減らすことができます。

顎関節をストレッチして予防しよう

顎関節を動かしストレッチすることで、予防になるだけでなく軽い痛みなら改善も期待できます。

  • ・口を開ける範囲で最大まで開き、その状態を15秒間キープします。
  • ・次に口を開けたまま、顎だけを前に突き出すようにし、こちらも15秒間キープします。
  • ・今度は、口を開けたまま顎を引っ込めて15秒間キープします。
  • ・最後に顎を右にずらして15秒間、左にずらして15秒間キープします。

この一連の動きを3セット行うようにしてください。また、痛みがある場合は無理に口を開くことで悪化させてしまう可能性があるため、痛くない範囲で行うことが大切です。

長津田にある当院では、一般歯科だけでなく口腔外科にも対応しています。そのため、口腔外科の範囲になる顎関節症や摂食嚥下障害でお悩みの方もぜひご相談ください。また、審美歯科やインプラントなどに関するお問い合わせもお待ちしています。

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